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音楽が聴けなくなった

わたしはずっと10代の頃からずっと音楽をやっている。
バンドで歌ったりとかピアノとか。


社会人になってから、聴ける音楽が狭まって来た。

10代はメンヘラちゃんだったので、ご多分に漏れず椎名林檎とか天野月子とか聴いてきた。
20代の最初の方は、邦楽バンド系を幅広く聴いたりR&B・Soulとか聴いたり。


最近、その辺が聴けない。
なんか怖くて聴けないのだ。

こないだ道を歩きながらフィッシュマンズを流したら、
いろんな感情が溢れ出してきて、目眩がして道ばたでうずくまる勢いだった。
クラムボンの明るい曲でさえ怖くて聴けない。

社会人になってからは、いろんな感情を押し込めて生きてるのかもしれない。
繊細な部分とか特に。



それで何を聴いてるかって言うとアニソン・アイドルソングばっかり聴いてる。
はっきりしたコード進行、メリハリのある展開。
歌詞の世界もわりと決まりきってて安定してる。
ボーカルも声張ってリズムをしっかりキープして歌う、教本みたいな歌い方。

コード進行ずっと一緒で、ギターリフもずっと一緒で、ボーカルが繊細に歌う
みたいなのがもう怖くて聴けない。
(ちなみに同じ理由で映画も見れない)



それが良いのか悪いのかはよくわからない。
いろんな感情を押し込めて生きてるってのはみんな多かれ少なかれやってるだろうし。

でも最近それでちょっと自分っていうシステムが上手く回らなくなってきたので
ちょっと何とかしないとなぁと思っているところ。

それでこのブログを始めたってのもあるけど。